飲食店に向いてるのってどんな人?
勤務に際してメリットの多い飲食業ですが、あえて挙げることのできるデメリットもあります。
せっかく憧れの人気飲食店にアルバイト採用をされても、長続きせずすぐに辞めてしまう人には中にはいます。
飲食に限らず他の職業もそうですが、人には適正というものがあるので、向き不向きを考えつつ仕事をしていくようにしましょう。
飲食店に向く性格の人としておすすめできるのは、
・人と話すことが好き
・体を動かしたり、大きな声を出すことが苦にならない
・人に喜んでもらえるとうれしい
・みんなと協力をして仕事をするのが好き
というタイプの人です。
しかしこれは裏返すと、人と話をするのが苦手であったり、体力的に自信がない人にとっては飲食業界はあまり向かない仕事ということになってしまいます。
ですが、飲食店で働く人の中には、それまで性格的に引っ込み思案でなかなか初対面の人と話ができにくかったので、それを治すために仕事を選んだという人もいるほどなので、今現在がどうということよりも、がんばっていけるかどうかということを基準に選んだ方がよいのかもしれません。
時給が低い、お客さんの質が悪いというデメリットも
また、飲食業界で仕事が長続きしにくい人の特徴を見ると、飲食業界や接客の仕事に対してちょっと理想が高すぎるというケースもあるようです。
厳しいようですが、実際の飲食業界での仕事では、接客がしやすい人ばかりが訪れるというわけではありません。
特にお酒を飲む場所である居酒屋では、飲み過ぎて迷惑な行為をしてしまうお客様もいるかもしれませんし、汚れた店内の清掃をしなくてはいけないこともあるかもしれません。
それを嫌なこと、悪いことだと思って辞めてしまう人もいるようですが、反対にそこから学ぶものもあると思いできれば前向きに生かしていってもらいたいと思います。
他にも、短期集中バイトなどに比べて平均的な給与額が低めであるというもデメリットと言えるかもしれません。
ファストフードでのバイトなどは、高校生バイトの入り口的な仕事となっていますが、時給額としては眼を見張るほど素晴らしいということはまずなく、どちらかといえば地道にコツコツ稼ぐ仕事となっています。
ただし、最初のバイト経験を生かして次のバイトを探すときのアピールとすることもできるので、まずは未経験から始められるファストフードでの勤務を経験することから始めるという選択は決して悪いものではありません。
つらいこともあるかもしれませんが、楽しいことやうれしいこともたくさんあるのが飲食店でのアルバイトなのです。