飲食店でアルバイト先を探すときに気にしてほしいのが、チェーン系の大型店にするか個人経営のお店にするかという点です。
ファミレスや居酒屋などは低価格化が進んでいることもあって、アルバイト情報誌などをみても多く掲載されているのはチェーン系列のお店がほとんどです。
飲食店の中でも焼肉屋やラーメン店は比較的チェーン系よりも個人経営店が強い傾向があるようです。
飲食店といっても数多くの種類がありますが、もしどんなお店にしたいか迷ったら大型店か個人店かというところから探してみるのもよいかもしれません。
チェーン系の大型店と個人店ではそれぞれメリットとデメリットがあり、求められる人材もちょっとずつ違ってくるので自分の希望や適性を考えてぴったり合っているところを選びましょう。
大型店のメリット・デメリット
大型店の場合、まずメリットとしてあげられるのが社内制度や昇給制度がきちんと決められているという点です。
未経験から入っても大型店の場合新人研修のためのマニュアルがきちんと整えられていることが多いので、先輩など別のスタッフから何をすべきかということを教えてもらうことができます。
また、大勢の人が出入りするので自分の担当すべき仕事内容もきちんと切り分けられており、時間内にすることを迷うということがありません。
長期的に勤務をすれば、時期が来た時に昇給をしていくことも可能です。
ただし反面であまりにもマニュアル化してしまっているので、自分の仕事内容に自由度が低かったり、もっと仕事を積極的に覚えたいという欲が出てきたときにうまく配置してもらえないということがあります。
また、シフトも早い時期に組まれてしまうのでテストや旅行など個人的な都合がシフトに反映させてもらえないということもあるかもしれません。
個人経営店のメリット・デメリット
一方個人経営店の場合、最も重要になるのがそのお店の責任者・店長さんとの相性です。
小規模なお店になるほど、お店の雰囲気が店長さんの人柄や方針によって決まってしまうので、どうしても性格的に合わない人のところでは長く続けることができないかもしれません。
また、人事管理を専門に行うスタッフがいない場合などでは給与面の管理が徹底されないこともあるかもしれません。
ただし小さなお店ほど、まかされる仕事の質が高くなってくるので、一つのお店で短期間にたくさんの経験をすることができるという利点があります。
店長さんと仲良くなることができれば、お店の重要な仕事も任せてもらえたりするので、楽しく働くことができます。