未成年には制限がある
飲食業界の中でも、比較的給与額が高いことが特徴なのが居酒屋のバイトです。
ただし、居酒屋はお酒を出すという仕事上、場所によっては年齢制限がかけられていることもあるので注意が必要です。
バーやクラブのような接客をしながらお酒を出すような場所では、フロアスタッフも一緒に飲むことをすすめられることがあるので、未成年が採用されることはあまりないように思います。(非合法覚悟でやっているところもあるかもしれませんが、そういう場所での勤務はおすすめしません!)
最近では未成年の飲酒についてはかなり厳しく取り締まられる傾向にあるので、全国チェーンの居酒屋などではアルバイトでも未成年はフロアスタッフにはなれないようになっていることがほとんどです。
ですが、お酒を飲まない業務であれば法的には問題はないものとされますので、小さな個人経営のお店ではOKであるかもしれません。
居酒屋で未成年の勤務が制限される理由のもう一つが、深夜の就業が規制されているためです。
原則18歳未満の人の場合、22:00~翌朝5:00までの就業は禁止されています。
微妙なのが大学生の居酒屋勤務ですが、こちらはフロア接客をしない業務に限り、許可されていることも多いようです。
参考サイト:未成年者雇用の注意点
勤務時間をしっかりと把握しよう
成人であれば、誰でも居酒屋で勤務をすることは可能です。
居酒屋勤務は通常交代制となっており、たいてい夕方~深夜までの4時間程度、深夜~翌朝までの5時間程度を区切りに勤務を行ないます。
居酒屋の中には、家族連れでも入ることのできるレストランと一緒になっているものもありますが、その場合は昼間のレストランタイムと夕方からのバータイムとでシフトを分けていることが多いようです。
レストラン色の強い居酒屋では、高校生OKとなっている求人も多く見られます。
深夜以降のスタッフは、求人時には男女構わないとなっているようですが、お店の方針によっては男性を優先的に採用していることもあります。
居酒屋での仕事を探すときにきちんと考えたいのが、その仕事が何時まで営業しているのであるかです。
やや郊外に住んでいる学生などは、高給を求めて繁華街での勤務を希望することもよくあります。
ですが終わる時間のタイミングによっては、終電ギリギリになったり乗り過ごしてしまうことがあったりするので注意が必要です。
他のレストランなどの飲食業に比べて、かなり体力や声出しが必要なのも居酒屋業務の特徴です。
体育会系なノリが好きな人などにはぴったりの勤務先と言えるでしょう。