ファストフードでアルバイト

バイトの入り口。時給はちょっと低いかも

高校生が16歳になって初めて経験するアルバイトの筆頭と言えば、マクドナルドなどのファストフード関連の仕事です。
現在ファストフードチェーンで勤務をしている人のほとんどはアルバイトであり、かなり頻繁に求人募集も掛けられています。
給与面というところでみるとほかの飲食業に比べて決して高いものではありませんが、それでも未経験で手軽に稼ぐことのできるファストフードは人気のバイト先の一つとなっています。
時間帯によっては時給額を若干高くすることもできるので、朝早くや夜間に時間があけられる人にはおすすめのバイトかもしれません。

研修制度がしっかりしている

ファストフードでのアルバイトのメリットとしては、まず非常に若い人が多く集まるので友達を作りやすいということです。
また、ファストフードの場合ほかの飲食業に比べて積極的にバイト未経験の高校生世代を採用している傾向があります。なので、新人に対する研修制度が非常に充実しており、働くというときに必要となるマナーや敬語などの基本を短期間でしっかり覚えることができます。
ほかにも新メニューが出るときの試食会に参加することができたり、社員割引を受けることができたりと、ファストフードがもとから好きな人にとってはとても嬉しい特典がついてきます。

シフトなどではデメリットも

反面で気になる点を挙げていくと、時間帯によっては非常に混雑をするので時給に対しての仕事量がかなり多くなってしまうということです。
もっとも高校生を優先的に配置しているということはそれだけ体力面での活躍を期待しているということでもあるので、ある程度は仕方のないことかもしれません。

また、全国チェーン店展開していることなどから、かなり内部体勢がシステマティックになっており、シフト希望や変更に若干融通がききにくい店があるようです。
普段であれば特に気にならないシフト組みであっても、学生にとっては致命的なテスト前などにも入れられてしまって休めないとなってしまうのは困ります。
実際にはシフトに関するトラブルはかなりあるようなので、できるだけ早めに対処策を考えておくようにしましょう。

ただ、システマティックな分非常に制度的にはしっかりしているので、長期的に勤務をすることで定期ごとの昇給があり、自分の業務外のことまで押し付けられたりしないといった良い面もたくさんあります。
まず働くというのはどういうことかを覚えるために、最初に経験しておくにはファストフードは一番よいアルバイト先ではないでしょうか。